beautiful beautiful.

 2009年6月19日金曜日

 部屋を出る前にシャワーを浴びていると、ふとブルーハーツのことを思い出し、そして久しぶりにyoutubeリンダリンダを聞いてみた。僕は昔昔ブルーハーツの曲のほとんどをギターで弾いたり歌ったりできたほどブルーハーツが好きだったけれど、ハイロウズが出来た頃にはブルーハーツを忘れ、それからクロマニヨンが出来た頃にはヒロトマーシーのことをすっかり忘れていた。どうしてシャワーを浴びているときにブルーハーツのことを思い出したのかは分からない。僕は小さな画面の中で、はじめてテレビに出たときの岡山弁が抜けていないヒロトと彼の痙攣ダンスを見ながらリンダリンダをとても久しぶりに聞いた。
 そして僕は夏の太陽の下、日傘を差したメイクばっちりの同じ女の子と違う交差点で2度すれ違い。それから大学に着いて研究室に入ると奇妙な感覚に襲われた。その違和感が何なのか本当に分からなくて僕は微かな時間立ち止まった。違和感の源はOだった。なんと彼はPCのスピーカーからリンダリンダを流していたのだ。

 情報科学センターCISのMathematicaをLAN経由で動かそうとするも上手く行かない。そもそもCygwinX11が起動しないので使えそうなサーバを探してインストールし直す。無事にstartxwin.shでX11を立ち上げ、PuttyでX11forwardingをonにしてCISに入りMathematicaを呼ぶも、今度はlocalにフォントが足りないという問題でMathematicaが起こせない。XとType1のセットがいるらしい。WWWとCIS内を探し回りType1はWindows用font内に見つけたがXがない。時間ばかり流れて結局解決せず。でもこのところFORTRANコンパイル以外でUNIX環境を使っていなかったのでコマンドの復習にはなった。そういえば物性研スパコンも長い間使っていないのですっかりジョブの渡し方などを忘れている。計算機ももう少し頻繁に使うようにした方がいいかもしれない。コンピュータの設定などに時間をとられている時、物理じゃなくてコンピュータに時間かけてどうするんだ、というような気分になることがあるけれど、実際のところ理論物理学者にとってコンピュータはなくてはならない道具だし、コンピュータのことももう少し真剣に勉強しようと思う。ファインマンだってロスアラモスに居たときは計算機のより効率的な使用法について随分考えていたようだし、実際にOなどは計算関連のソフト及びlinuxにとても詳しい。