2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日、テレビでなんとかという番組を見た。 その中でドイツのある街に設置された信号機の話が出てきて、その街では歩行者用信号機の人の模様を「男」から「女」の人に変えたところ、人々の信号に対する注意が深まり事故の数も減ったという。 もともとは何も…
今日はバーベキューだとかドライブだとかの予定がなくなって、代わりに友達の水道と自転車とバングルを修理してあげた。ゆっくりとした一日だった。人の物よりも僕は早く自分のバイクを修理すべきなのだけど、昨日自転車を買ったのでのん気にしています。京…
ドーナツを買った。 ドーナツとコーヒーというのが、僕の憧れる食べ物の組み合わせNo,1だけど、残念なことに僕はコーヒーを飲むことができないので断念せざるを得ない。人生とはうまくいかないものだ。 それに、さらに言うならば僕はごく最近までドーナツと…
ニーチェという言葉を発してから数秒後にその看板は現れた。まさしく、そこにはニーチェと書いてあって、でも一体何のお店なのかは良く分からなかった。偶然。そのとき、僕たちはバスに乗っていて、色々な話をしていた。 みんなが信じればそれは本当になるの…
アラームを8時にセットしたままの携帯電話が、最初から入っていた僕の知らない音楽を鳴らして、僕は目を覚ました。部屋の中にはキラキラと陽光が降り注いでいた。まだ早い、期待に満ちたご機嫌な太陽からはシナモンパウダーの匂いすらしていた。窓を開け放…
タイマーを8時にセットしたままのラジオがミスター・チルドレンを鳴らして、僕は目を覚ました。部屋の中にはサンサンと太陽が降り注いでいた。まだ早い、希望に満ちた平和な太陽からはドーナツの匂いすらしていた。窓を開け放つまでもない。青空でシャイニ…
花粉症のマスクを見ると、ときどきぞっとする。 風の谷のナウシカとまでは行かないけれど、人間がついに空気を呼吸することからダイレクトに害を受けるようになったというこの事実を、僕たちはもっと重大なものとして受け止める必要があるんじゃないかと思う…
昨日は昼から市役所前のフリーマーケットに出掛けた。 バイクで御池まで向かう間は機嫌が良かったけれど、着いてからなんとなく塞ぎ込んだ気分で、せっかく友達が出店していたのにそこへは行かなかった。まれにこういう日がある。誰ともうまく話せそうにない…
「わたしは自由になりたいと思ったことなど一度もないのでございますよ、旦那様。わたしのような学のない人間にでも、それくらいのことは分かります、なにせわたし自身のことですからね。それにわたしだってもう34年も生きておれば、すこしは世間の色々な…
金曜日は嵐山でバイト先の人達と花見をした。 今年二回目の花見で、前回はまだ花がほとんど咲いてはいなかったし、来週にも花見をするけれど、たぶんその頃には花は大方散っているだろうから、この花見が一番盛りの花を愛でる機会になることと思う。 実際、…
今日はパンを焼くとてもいい匂いを2度体験した。 朝、バイクに乗るときと、夕方歩いているとき。 それはとてもいい匂いだった。 世界一のパン屋が作ったパンなのだ、と言われても何の疑問を挟む余地がないくらいに完璧なパンの匂いだった。 ソファはリメー…
幸い、うまいタイミングで雨からは逃れた。 「雨降りそうだし、それにまだ花なんて咲いてないよ」 というと、彼女は「でも、つぼみはある」と切り返してきて、もともと花自体は僕だってどうでもいいので「それもそうだね」と賛同して、そして誘われるままに…
靖国神社の染井吉野が開いた。 まだ寒いけれど、春というのはこうして静かにやってくる。 村上春樹さんというのは、僕にとって特異的な作家である。 どう特異的なのかというと、それは僕は村上春樹さんの作品に限って、結構たくさんの小説やエッセイを読んだ…