2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

僕たちの消費電力。

昼御飯にパンとチーズを齧りながらTEDを見ていたら、テクノロジーというのは生命の延長で、生命はエントロピーを増大させないように(あるいは緩やかに行う)自己を保つ(とうとする)システムの一つだ。という話が出てきた。例えば銀河系も一つの形と運動を…

携帯電話/電車。

昨日今日と連続で話題に上がったので、携帯電話のマナーについて少し書いておこうと思います。 日本では携帯電話を電車の中で使うことは「いけないこと」になっています。これが意味不明だという意見を、昨日は海外の日本人から、今日は日本にいる外国人から…

スケール。

理由があるのかないのか、僕たちは今僕たちが持っている時間空間の感覚で生きている。あの人の声が僕の耳に届くのは気にとめるまでもない一瞬の出来事で、この星の歴史は永遠かのように長い。原子分子の動作は見えないくらいに小さくて、太陽系は見えないく…

プリウスとipad(その3)。

10年くらい前に、僕は大学でC言語を習った。それまで全くプログラミングなんてしたことがなかったので、プログラミングというのはこういう面倒な作業なのだ、と思っていたら、同じくインタフェースの授業でVisual Cを使うことになり、なんだこんなに簡単に…

プリウスとipad(その2)。

プリウスのブレーキ問題では、どこまで人間が制御してどこからをコンピュータが制御するのか、ということを考えざるを得ない。ひいては、自動車の運転に限らず、僕たちが何かをするときに、どこまで身体を使うのか、どこまで自分の感覚を使うのか、という問…

プリウスとipad(その1)。

プリウスのブレーキ問題は結局リコールという形で結論を出した。僕自身はプリウスを運転したことがないし、本当のところどういうことが起こるのか体験したわけではない。でも、色々な情報を当たってみて思ったのは、それが自動車の癖の範疇だろうが不具合の…

血液。

誰かの頭から血が吹き出すのを見て、そして何らかの嬉しさを感じるというのは、けして誉められたものではないかもしれない。だけど、どうか許して頂きたい、僕はその時一つのひらめきを得て、それを喜ばしいと思った。一つ弁解の余地があるとすれば、それは…

節分祭、誕生日。

午後11時から始まる火炉祭を見た後、境内の出店でいくつかの物を食べたり飲んだりして、それから僕たちは参道を東大路通り目指して歩いていた。その時、僕は先頭を歩いていて、Sが呼び止めるので振り返ると、みんなが一斉にハッピー・バースディーを歌い始…

自由の象徴。

「武術の話の続き」という、エントリーを書いたとき、マラドーナのあるプレーが俺にとっては自由の象徴だ、というコメントを貰ました。それから僕はマラドーナのプレーをいくつか探して見て、その後、自由の象徴という言葉について考えた。 僕は自由という言…