アパートメント。

 「警察が公費から懸賞金を出すことにした」というニュースを見て変な気分になった。現代では地域の繋がりが希薄なため、聞き込みなどの従来的捜査方法はあまり有効に機能しておらず、検挙率は30パーセント、そこで被害者の家族ではなく、警察自体が有力情報に懸賞金を出す、という制度に踏み切ったということだ。

 たしかに、聞き込みの効果対費用が低く、懸賞金による情報収集がそれを上回る成果に繋がるのであれば、警察が懸賞金を出すことに反対する必要はない。それはいたってリーズナブルな解法だと言える。

 でも、どうしても腑に落ちないことは、僕達国民は「警察が犯罪者を捕まえる」ということに対して一定の税金を支払っていて、警察は「税金を貰って、それで犯人を捕まえる」という認識を持っていると思うのですが、次にそのお金を「警察が一般の人に払って情報を貰う」というのは、これはもう果てしのない警察力の低下にしか見えない。「私達にはうまく捜査ができないので、もらった税金、かわりにあなたにあげるから、だから情報集めてみてね」みたいな警察の放棄ではないでしょうか。

 警察が懸賞金を出すというのは、それなりの効果を挙げる可能性もあるし、やめたほうがいいとまで思いはしませんが、でも僕は日本の警察に対する信頼をますますなくしました。




2007年4月27日金曜日

 スパニッシュ・アパートメントを慌ててみる。スペインで様々な国籍の男女7人がアパートをシェアする話。全員で話すときはやっぱり英語で、英語って便利だなと改めて思う。主人公はフランス人で、舞台はスペインだから、フランス語とスペイン語がメイン言語で、それを英語字幕で見ていると時々自分の国籍を見失いそうな感覚に陥る。まるで日本語なんて知らないような気分。英語で話してくれるとほっとするけれど、このとき英語という言語自体にはアイデンティティは存在していない、という当たり前のことに気がついた。先日の言語文化情報論で言語のアイデンティティの話を少ししたので、いろいろと考え込む。では英語でほっとするときのほっとする感覚はどこに担保されているのか?

食べたもの
・ブラックペーストとオリーブパスタ
・キムチ
・ドーナツ
・タンベーコン
・豚バラベーコン
・ラザニア風パン


2007年4月28日土曜日

 夜中にTと飲みに行く。昔、一度Mに連れてこられて、それっきり場所が分からなくなっていたバーだった。ラーメンを食べに行ったり、結局朝の5時半くらいまで話をしていて、Tとは子供の頃の興味対象が良く似ていたことがわかった。

食べたもの
・お酒色々
・ラーメン
・和風弁当
・タンベーコン
・豚バラベーコン
・何かのパスタ


2007年4月29日日曜日

 買い物のあと、H亭でイタリアンご飯会。

食べたもの
・イタリアンとかイタリアンじゃないものとか色々。
・カレーパスタ


2007年4月30日月曜日

 昼までにプレゼント用工作を大急ぎで済ませて、午後からAと出掛ける。夏みたいに天気のいいなかを、御池から鴨川沿いを自転車で上がっていくと、出町柳で、ちょうど僕が去年までやっていたのと同じようなパーティーが行われていて、ふいに呼び止められたので誰かと思ったらKちゃん、M君、Aちゃん。
 変な外国人のカップルに写真を撮られる。
 夜中はKとRちゃんとOとメトロ。僕は2時で切り上げる。


2007年5月1日火曜日

 やけに疲れていたので一日中部屋で本を読む。
 久しぶりにYちゃんに会う。