風の向こうにあるという遠い国の話。

2005年9月5日火曜日雨

 ゼミのあと、夜からユソーシでBの送別会。8人で予約を取っておいたのだけど、結局12,3人になる。Bは真っ赤なドレスで、Mちゃんは宝塚メイクと宝塚服、あとはノーマル。

 一頻り飲んだり食べたりした後に、メトロに繰り出そうとスケジュールを調べるとメンテナンスで休み。Bが今日はダサくするといってCKに行きたいというので、僕はなんとなくCKなんて潰れてしまっている気がしたけれど、誰も賛同してくれる人がいないので、M君も合流してみんなで雨の中CKを目指す。結局CKはなくなってlab.tribeになっていて、そして途方に暮れた僕たちは知らないDJだけどまあいいや、行ってみよう、ということでコラージュに目的を変更して、そうしてコラージュまでてくてくと歩いたのだけど、わさわさと階段を昇り扉を開けるとチルアウトでアンビエントな催しが行われているようで、バリバリと踊りたい僕たちは退散する。

 そうして、「今日はこうなったらとことんダサダサでいく」というBの宣言でカラオケに行きました。やがて朝が来て、僕たちは解散し、M君とT君とMちゃんでラーメンを食べてから、心配していたM君の車を見に行くと駐禁をしっかりととられていて最後の最後に気分を害される。あんな広い道路に、しかも夜中から朝方に停めて一体誰が迷惑するのか、ひとしきり愚痴を言って家路に着く。

 でも、警察というのは本当にもっと別のところに力を注いだ方がいいのではないかと思う。駐車禁止だとか自転車君のかとか、それより低い検挙率をなんとかしたほうがよっぽどいいと思う。
 今まで警察から被害を受けたことはあるものの助けてもらった記憶はただの一度もない。事故をしたときも警官はさらっと調書を書いて、「あとはお互いで話して」とあっさり帰って行ったし、ある事で困って警察署に相談に行ったらほとんど相手にされなかった。基本的に彼らが言うことは「もっと事態が悪化したらもう一度相談に来て」というもので、事態が悪化してからではもう遅い、ということは理解できないみたいだった。ただ、僕は税金と罰金を払い、自転車に乗っていたら呼び止められるばかりだ。

 少し眠って、起きて、台風が来るというけれどアルバイトに行った。
 雨は僕が電車に乗っている間と、働いている間にだけ降り、僕は一度も傘をささずにすんだ。