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 全然意識をしていなかったけれど、前々回の記事に、4年前のたぶん第一回目鴨川パーティーの日記をなんとなく貼り付けて、それで前回の記事には7月20日に鴨川でパーティーをすることになったと書いていますね。面白い偶然。

 これは高校生くらいのときに友達と電車の中で話をしていて、それからも何度か話題には上ったことなのだけど、「もしも僕達が勝手に国会を作って、そこでの政策や法案を全部ネットやテレビで発表し、その政策に対する支持の方が実際の国会に対する支持よりも大きくなったとき一体何が起こるのだろう」(テレビの太田総理みたいですね。あと橋本大阪府知事らの作ろうとしているものは結構これに近いのかもしれないなと思う)。

 たとえばニセ国会で道路交通法を改正して高速道路の制限速度を撤廃したとして、それに賛同する国民が高速道路を飛ばし回り、捕まっても罰金の支払いを拒否、なんていうのが年間に5000万件くらい起こったらどうなるんだろうか(これは事故が多発しそうなので良い例ではないですね)。
 支払いを拒否して逮捕されて投獄されても、世間の人々が「あの理不尽な時速制限のせいで牢屋に入ってたなんてかわいそうだ」と同情はするものの、もう犯罪者呼ばわりはされない。

 まったく実行力の無い子供だったので空想するだけに終わったけれど、中学生のときは制服が嫌で、もしも生徒の70パーセントくらいが結託して毎日私服で登校して教師の注意を完全に無視したら何が起きるのだろうと思っていた。

 こういうのはクーデターと呼ばれる。

 最近、言論の弾圧ってやっぱり世界中で激しいし、日本も同じだなあと思っていたところ、『金融日記』( http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/ )というブログの中で「このブログがどうやらグーグル八分にされている」という記述があった。これを情報統制だというのは短絡的だけど。

 ちなみに『金融日記』で紹介されていた、幸福の科学を母体とする幸福実現党のマニュフェストが結構面白いです(ユーラシア大陸1周リニアモーターカーとか)。http://www.hr-party.jp/about/pdf/main2.pdf

 2009年6月30日火曜日
 Oが兵役の為暫くトルコに戻るので、研究室で朝から荷物を整理している。彼は海外で研究生活を送っているということで2週間程の短い兵役。集められた全員が軍事トレーニングをするのではなく、中には掃除とか庭の手入れとかをするだけの人もいるようで、兵役といってもそれほど大変ではなさそうさけど、先々週くらいに「蚊を殺そうとしたら壁にぶつけて靭帯を損傷した」親指で兵役は務まるのだろうか。兵役の話をしていると、フランス人のMは「フランスでは1日、応急手当とかだけ」と言い、フィンランド人のPは「僕は半年みっちり受けた。−20度の森の中で2週間過ごしたり、それはそれは素敵な訓練だった」と言った。僕は自衛隊に何人か友達がいたので、軍事訓練についての話は結構聞いたけれど本当に大変そうだと思う。
 昼過ぎにOを見送りながら、10月には本当に彼はトルコに帰るので、その別離のリハーサルみたいな気分になって、思っていたよりずっと寂しい気分になる。研究室に2人だけでほぼ毎日3年間も一緒にいたし、かなり気の合う友達だから当然のことだ。もちろんそう遠くはない未来に学会だとかあるいはノーベル賞の授賞式や結婚式で再会するだろうけれど。

 お昼ご飯は一人でさっと済ませたかったので、一人で食堂へ行き冷麺などを食べる。結局は食べ終えた後にSに会って、久しぶりにしばらく話す。研究室に戻るとKとMがちょっとというのでまた食堂へ行って、ジュースを飲んで少し話す。

 夜中12時半くらいにTがサクランボを今から届けてくれるというので、はるばる研究室まで持ってきてもらって、1時間くらい話をする。サクランボは3時くらいにYと全部食べてしまった。とても甘くておいしい。

 2009年7月1日水曜日
 目が覚めた。