luminescence.


 写真はRichard Boxというアーティストの作品です。彼はBristol大学物理学科のレジデンスアーティストだということですが、高圧送電線の下に蛍光灯を並べて、送電線の作る電磁場で蛍光灯を光らせるという一連の作品を発表している。
 蛍光灯が高圧送電線の下で光るというのは話としてはずっと前から知っていて、でも実際に自分で試したことはなかったので、この春は流石に試そうと思って、それで高圧送電線がどこを走っているのか調べていたらこの写真が出てきた。本当にこんなに強く光るものなのだろうか。

 さて、試すなら電圧が高い方がいいので、京都のどこに高圧送電線が走っているのか調べてみました。中でも50万ボルト以上の電圧のものは超高圧送電線と呼ばれていて、福井の原発から京都の変電所までいくつかの幹線が走っているようです。僕が目を付けたのは福井県おおい町大飯原子力発電所から京都市西京区大原野にある西京都変電所を繋ぐ若狭幹線です。大原野という場所には大原野中学校という学校があって、僕が数年前にアルバイトをしていた塾にはこの中学校の生徒も来ていた。それから若狭幹線は僕の実家がある亀岡市を通っていて、僕は一時期毎日のように若狭幹線の下を通っていたことも分かった。何事も気にしないと気が付かないものだ。

 近いうちに蛍光灯を持って送電線まで行こうと思う。