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 梅雨にしては雨も降らず、気温がぐんぐんと上昇して、夏は好きだし、それはそれでいいのだけど、通学が困難になってきました。今のアパートに引っ越してから初めて夏を迎えるわけですが、自転車で20分くらい掛けて通学しているので、夏の炎天下に大学へ行くと、研究室に着いたはいいものの汗だくだし消耗しているし研究どころではない、という状況になってしまいそうです。もうその兆候はかなり強く見られる。前のアパートは大学まで徒歩一分という近さだったし、もっと遠くに住んでいたときもバイクで通っていたので特に困ることはなかった。でも、この夏は昼間に大学へ行くというのは至難の技となりそうです。

 従って、生活をすっかり朝方に切り替えようとしています。でも、なかなかすんなりとは行かないし、それに今日もそうだったのですが、ときには昼まで自宅周辺に用があって、どうしても昼からしか出られないということもある。最悪の場合はバスとか地下鉄を使えばいいけれど、お金も掛るし不便だし。ということで今日は部屋から大学までもっとも涼しく行けるコースを探してみました。

 まず、2,3分は炎天下を我慢して御所へ向かいます。御所の周辺かあるいは中を通れば木々が影を作っているので日光の直撃を避けることができる。それでとりあえず今出川寺町までは来れた。次は、1,2分の太陽光線被爆を我慢して出町商店街。それからまた1,2分の被爆を我慢して下鴨神社糺の森を抜け、これで随分と大学の近くまで来たことになる。でも、この後はもう無理だ、あとは住宅街の中を7,8分かけて炎天下の往来を通り大学を目指す他ない。
 ということは、もともと20分くらいで大学にたどり着くわけだから、このルートをとったところで5分くらいしか被爆時間には差がないことになる。まあそんなものですね。木をもっと植えればいいのにな。