spring rain ver.8.

 もしかしたら誰かがこういうことをするのではないかと思っていたのですが、本当に提訴されてしまいました。まさかこれで研究がストップしないといいですが。ただ、これまで誰も実現したことのない高エネルギーへの扉を開くわけで、ブラックホールが地球を滅ぼす可能性がゼロではないことは確かだから、こういう誰も確かなことを言えない件を裁判所がどう扱うのか気になるところです。
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加速器で地球消滅」と提訴 ハワイで米の元政府職員ら
2008年3月30日(日)19:40  共同通信

 【ワシントン30日共同】欧州合同原子核研究所(CERN)がスイス・フランス国境に建設中の巨大加速器で生成されるブラックホールに、地球がのみ込まれる恐れがあると主張して、ハワイ在住の元米国政府職員らが、CERNや米エネルギー省などを相手に計画の差し止めを求める訴訟を、ハワイ連邦地裁に起こした。米ニューヨーク・タイムズ紙が29日報じた。加速器は1周27キロで世界最大の「大型ハドロン衝突型加速器」。
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 それから、コレステロールについての以下の記事を読んだとき、もうどうとでも勝手に言ってくれ、という気分になりました。
 つまるところ、人体というのは複雑だし、僕はある値だけを見てどうこういうことに無理があるのではないかと思っています。血圧にしても、ガンマ値にしても。僕達はそういう分かり易い基準値をどうしても求めてしまうけれど、あまり本質的ではないのではないでしょうか。流行りのメタボなんて10年後に大笑いしてることだろうと思います。
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コレステロール、低い方が危険=男性は高いほど死亡率減る−富山大など
3月28日20時1分配信 時事通信


 血中の総コレステロール値が低い人は死亡リスクが高いことが28日までに、浜崎智仁富山大教授、大櫛陽一東海大教授らの研究で分かった。特に男性の場合、総コレステロール値が高いほどリスクが低くなる傾向がみられた。
 大櫛教授らの別の疫学調査では、「悪玉」とされるLDLコレステロールで同様の傾向がみられた。
 4月から始まる特定健診では、LDLが一定値以上だと受診勧奨となるが、浜崎教授は「コレステロールを悪者にする説はもともと米国から来たもの。米国は心臓疾患や肥満が多く、体質が違う。不必要な人まで薬物治療の対象になる」と懸念している。
 同教授らは、コレステロールと死亡率に関する国内の疫学調査を検索し、「5000人以上を5年以上追跡」などの条件で5本の文献に絞り込み、延べ約17万3500人分を「メタ分析」という手法で解析した。 
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 ニュースをもう一つ。
 今度は一部だけを抜き出しました。
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糖尿病などの治療薬開発に道
3月28日18時50分配信 医療介護情報CBニュース
理研が世界で初めてとらえたBPL‐BCCP複合体の結晶構造のモデル

 生物は、体内で余ったエネルギーを脂肪(脂肪酸)として蓄え、生命活動の維持に必要な時にエネルギー源として利用している。この仕組みは、常に飢えにさらされている野生生物には必要不可欠な安全装置となるものの、食糧事情が安定している人間の場合は肥満や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因になることがある。

 過剰な食物摂取などが原因となる生活習慣病は、脂肪酸合成の最初の段階で必須な酵素「アセチルCoAカルボキシラーゼ」の働きを制御することで、原理的には予防が可能になると考えられている。具体的には、(以下省略)
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 第二段落段落に異常なことが書かれていると感じるのは僕だけでしょうか?
 それとも、こういう欲望に忠実な方向に科学というものは発達していくべきなのかもしれませんね。食べても食べても減らないアイスクリームを発明して、食べ過ぎても太らない薬を飲んで、それで飽きるまで延々とアイスクリームを食べるような生活。

29,Mar (Sat)
A nabe party at M's place. Messed up with too many people.

30,Mar (Sun)
Midnight, H called me and we have been in a cafe till the next morning.