water.

 実は僕は化学がとても苦手でした。苦手というか嫌いで、高校生のときは無機化学はまだしも、有機化学になるともう何のことかさっぱり分からない上に、どうしてもやる気にならないので、化学の先生に「僕はもう化学をやりたくありません」と相談に行ったくらいです。もちろん、国立理系大学を受験するなら化学は必要なので、化学をやめるという選択肢は元々なかったのですが、本当にそれくらい化学が嫌いでした。

 今ではそんなに嫌いだとは思いませんが、化学を特に何も学んでいないので僕は未だに化学がひどく苦手です。

 そして、ここ数年気になっている化学的な問題があって、僕の貧弱な知識では一向に答えが分かりそうにないのですが、もしも誰か答えの分かる人があれば教えていただけると幸いです。

 その問いというのは「どうして水に濡れると物は軟らかくなるのか?」ということです。柔軟材を使わないで洗濯したバスタオルが、干してゴワゴワバリバリになっていても、それで濡れた体を拭けばタオルは軟らかくなるし、紙を水に浸けるとフニャフニャになります。ソフトコンタクトレンズはあんなに軟らかいのに、乾燥すると驚くほど硬いプラスチックになります。
 そういうのが僕には不思議で仕方ありません。水分子が間に入って、それが何かの働きをするのだろうけれど、具体的なイメージが湧かない。もしもタオルが水に溶けるというのなら、軟らかくなることも納得できるけれど、別に融けているわけでもなさそうだし。

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 BMXが欲しいと言っていて、しばらく自転車屋さんに行ったり、ネットを見たりしていました。ある自転車屋さんで「今これを買って持って帰って乗ったら楽しいだろうな」と衝動的に買いそうになったのですが、ここは一つ冷静になろうと自分に言い聞かせて、じっくりそのBMXを見てみると、低予算だったのでやっぱりそんなに良くもなくて、最低限デザインとクランクと重量を考慮して「これが欲しい」と思うようなものはそこそこのお金を出さないと買えないことが分かりました。
 ただ、僕はBMXに1週間も乗れば飽きてしまう可能性が非常に高いので、そんなことに5万円も6万円もつぎ込むわけにはいきません。

 と、昨日までこのような状況にあったのですが、運の良いことに昨日マングースとシュインがだたで手に入りました。あまりグレードの高い物ではないですが、しばらくはこれに乗って、飽きてしまえばそれまでだし、のめりこんだならそのときはお金を出して良いのを買おうと思います。