we never need music, just like it.

 2006年2月9日金曜日
 修士論文提出。学部の卒業論文のときは数分を争う締め切りギリギリな時間に提出したけれど、今回は比較的ゆとりがあって、I君とT君と話をしながら提出時間が来るのを待つ。

 2006年2月13日火曜日
 公聴会前だけど、Aと「マリー・アントワネット」を見に行く。前評判通りの映画。別にリアリズムを追求はしないけれど、舞台がフランスなのにほとんど全員が英語で話をしていて、フランス人は奇妙な気分でこの映画を見たのだろうなと思う。

 2006年2月16日金曜日
 修士論文公聴会
 今回はある程度発表できる結果があったので、それほど緊張というか気まずさはなかった。ただ、発表の練習をほとんどしなかった所為で時間配分が良くなかった。
 この発表が終われば、一応修士課程は全て終わりだから、春休みでのびのびしようと思っていたのに何故か全然気分がすっきりとしない。修士というのは形式上の区切りでしかなく、結局のところ今着手している研究自体には区切りがついていないからだと思う。

 2006年2月17日土曜日
 服やなんかを買いに出かけようとおもっていたら雨が降ってきたので研究室でおとなしく過ごす。ここ数週間ほとんど研究室にいたので、研究室にいるのが癖になっていて変な気分がする。

 2006年2月18日日曜日
 免許の更新に運転免許センターまで出向く。地下鉄の竹田でおりて、バス停へ行くと、なんとバスは1時間に1本しかなくて、さらに日曜日のダイヤで運転免許センターへいくものは12時20分が最後だった。僕が竹田に着いたのはすでに12時30分を回ってからだったので、もうバスはないということになる。まいったなあ、と思いながらバスの時刻表を見ていると、同じように、まいったなあ、という表情で時刻表を眺めている女の子がいて、結局彼女とタクシーに乗って割り勘にした。驚くべきことに、その女の子は僕の友達が働いているのと同じ場所で働いていて、さらに実家がものすごい近所だった。
 「僕達のことをどれだけバカだと思っているのですか?」と文句を言いたくなるような違反者講習を2時間受けて、新しい免許を受け取る。この講習は実に退屈なものだったけれど、このあと自転車の運転が慎重になって、こういった講習というのもそれなりに効果があるものなのだと分かった。

 バスで阪急長岡天神まで行く途中、長岡天満宮の立派な鳥居が見えたので、そこでバスを降りようかと一瞬考えたけれど、そこから歩いて駅まで行けるのかどうか分からなかったので見物はやめてそのままバスに乗り続ける。すると、駅はすぐで、僕は駅前でバスを降りてそのまま長岡天満宮まで歩いて戻り見物した。

 阪急で四条まで戻り、ノートパソコンが必要なのでいくつか物色して帰る。

 2006年2月19日月曜日
 昼にSちゃんのバイクのシート交換をしたあと、Yちゃんの本棚を組み立てる。
 なぜか異常に眠たい1日。

 2006年2月20日火曜日
 朝一番でパソコンの部品が届くので、研究室に朝一番で出向く。荷物を受け取り、ついで修理の人が来てくれたのだけれど、届いたパーツが違っていて修理はできなかった。電源ユニットのファンがおかしいのだけれど、届いたのはCPUファンとマザーボードで、僕は電話でファンの故障だと言ったのにどうして電源部のファンが来なかったのか理解できなかった。
 先生と話した結果、一月以内に急いで論文を仕上げることになったため、春休みどころではなくなる。
 仕事帰りのAにCDをあげる。

 2006年2月21日水曜日
 パソコンの修理で再び前日と同じように午前中が潰れる。
 データや資料の整理をして研究ノートを作る。