クジラ。

 長らく更新をしていません。ときどき覗いてくださっている方々には申し訳なく思いますが、少し集中して行いたいことがあるのでおざなりになってしまいました。ですが、それはあくまで精神的な問題で、実際には忙しいといったってちょっとブログを更新するくらいの時間はありますし、本当は書きたいことだってたくさんあるので、しばらく短文でちょこちょこと更新しようかと思います。

 前回、電磁波のことをかいて、それで今回もこんなことを書くと「この人は全く小うるさい人だなあ」と思われると思いますが、次の産経新聞の記事です。
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温暖化政策「米政権が圧力」 米科学団体
2月1日8時0分配信 産経新聞


 「憂慮する科学者連盟」(UCS)など米国のリベラル系科学・環境団体は30日、連邦下院での公聴会で、地球温暖化をめぐる報告や提言がブッシュ政権の政治的な圧力を受けてきたと非難した。野党民主党は指摘をもとに環境政策で政権批判を強める構えだ。

 UCSの証言では、過去5年間で少なくとも435件の報告が政権の政治介入を受けたとしている。別の証言では、一連の圧力に石油産業と関係をもつホワイトハウスのスタッフが介在したと非難した。(ワシントン 山本秀也
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 こういうことを普通に放って置くわけにはいかないと思うのですが、僕は一体何をすればいいのかよく分かりません。ただ、世界中でたくさんの人が政治に関する患部を知っているのにただのゴシップで終わらせて、せいぜい「支持率の低下」なんてどうでもいいような指標で物事を片付けているので、自分自身も含めて改善を図るべきだと思います。政治がテレビショーで、人々は視聴者みたいな構図は打破しないといけないなと思う。思うというかイライラしてしかたないです。上の記事に出てくるような政治家は僕達の「敵」です。どうして「敵」のことを誰も「敵」だと言って攻撃しないのでしょうか。いつも辞任だとかなんだとか生ぬるいことですませて、はっきりいって政治家になって悪いことをしてもやめればそれで済む、みたいなコンセンサスが出来上がっていて見ていられません。僕は政治家の汚職だとかそういったものはもっと厳格に処されるべきだと思う。リリー・フランキーの小説に万引きだろうがなんだろうが、とりあえず犯罪を犯せば絶対に死刑、という世界を書いたものがあったけれど、政治犯罪に関する刑は通常の10倍くらいにしてもいいのではないかと思う。ボクサーの拳は法的には凶器に分類される、とかそれと同じように。
 前回の電磁波問題に関しては僕なりに小さな計画があって、微力ながらも進めてみようと思っています。
 温暖化の原因について、二酸化炭素が本当に原因かどうか分からないという言い方をするひとがいますが、世界中の科学者の見解では90パーセント二酸化炭素が原因だということで、だいたい僕達が温暖化を防ぐ手立てとして今できることは二酸化炭素の量を減らすことしかない。地球の気温は異常な速度で上昇していて思い当たる節が二酸化炭素しかないならとりあえずそれをどうにかしてみなければならない。実際に海面は上昇していて、困っている人々はすでにいるのだ。
 それから、これはうまく説明ができないのですが、システムを二酸化炭素減少の方向に持っていくことには本質的には何のコストも発生しません。なんというかそれは人類の営みの一環であって、ガソリンの車を走らせることもいちいち電気自動車を開発することもコストという面でみるのなら同等です。それを否定することは、生きているのはコストがかかるから面倒だ、というレベルの話です。あとは見かけ上の利益を受ける人々がチェンジするかもしれないけれど、それだけのことだ。