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 こごみちゃんのイラストがかわい過ぎてゴミを出せません。

 何のことかというとゴミ袋のことです。

 京都市ではこの10月からゴミの袋が指定されました。
 僕のアパートは業者が毎日回収に来るので、別に指定のゴミ袋を買わなくても良いのですが、丁寧なことに京都市は全戸に指定ゴミ袋初回分を配布しているようで、僕の郵便受けにも9月の半ば頃、ゴミ袋セットが届けられました。
 そのゴミ袋に印刷されているキャラクターが「こごみちゃん」というわけです。

 ゴミ袋セットには「ごみハンドブック」のようなものも入っていて、僕はそれを熟読してしまいました。
 他府県出身の友達に「京都ってゴミの分別なくて吃驚した」とよく言われたものですが、ようやく京都市も重い腰を上げたようです。
 その冊子を読んでいて一番、そうなのか、と思ったのは、「これからスプレー缶は使い切って穴を開けずに捨てる」ということです。ぜんぜん知らなかった。

 先日、琵琶湖を手軽にきれいにできればいいな、ということを書いて、その中で実際に環境の浄化に成功している自治体もある、と書いたのですが、その一つの例としては、先日「素敵な宇宙船地球号」というテレビ番組でやっていた埼玉県は旧芝川の水質改善が挙げられます。

 この番組はホームページを持っているので、そこに詳しいのですが、旧芝川へは「えひめAI」という愛媛県工業試験センターで開発された洗浄剤が投入されました。

 先に「えひめAI」の作り方を書いてしまうと、


 えひめAI(あい)の作り方
1. 材料をまぜる(500mlのペットボトルなどで作る場合)

  納豆1粒、イースト2g、ヨーグルト25g、砂糖20g、水400ml
2. 35度の温度で1週間ほど発酵させる。 【注意】容器のフタはゆるめておく。
3. なめて酸っぱければ完成。

 といういかにもナチュラルなものです。

 これを水周りの1日1回くらい撒いておくと、微生物が汚れや臭いを分解してくれるそうです。
 旧芝川の話では、これを町の人たちがみんなで使って、その結果排水に「えひめAI」がたくさん入って川もきれいになる、というプランで、たぶん3ヶ月くらいで随分な効果をあげていました。
 この、納豆とヨーグルトを混ぜたものがどのような様相を呈するのか心配ですが、ちょっと作ってみます。

 ただ、僕はこういった微生物の利用というものが、将来的にどのような影響を環境に及ぼすのかを考えたときに、実は副作用が起こる可能性というものも結構大きいのではないかと懸念せざるを得ません。
 生き物を利用するのはきっととても重大な、ある意味では罪深い手段だと思うのです。
 たとえば1900年代の初頭、沖縄にネズミやハブの駆除を目的としてマングースが持ち込まれました。そのせいで沖縄の生態系は壊れ、ヤンバルクイナなどが絶滅の危機に晒されることとなりました。
 僕たちが川の汚れを分解するために微生物を利用するということには、実は重大なリスクがあるのかもしれません。ただ、リスクとリターンを秤にかけたとき、とりあえず目の前にある問題を解決するためには試す価値は十分にあるのだと思う。

 昨日の夜、Kとリンゴで飲んでいて、中秋の名月が照らすせいで蔭りを落とすどころか、むしろ全部が凛と光るような雲と細かい雨の下を部屋へ戻り、もう夜も遅いので眠ろうかと思ったけれど、日課である映画鑑賞をしました。
 school of rockという映画で、30を過ぎてもロックバンド活動しかせずに働くことをしない駄目な男の話です。
 ある日彼はバンドからも追放されるのですが、その直後、友達に成りすまして名門小学校みたいなところの先生になります。もちろん本当は教師でもなんでもない上に、根がいい加減なので授業なんてしません。ところが子供たちが音楽の授業で管弦楽団みたいなものをやっているのを見て、彼らの音楽的才能に驚き。それから毎日毎日受け持ちのクラスにロックを教えて(毎日授業はロックだけです)、そのバンドでコンテストに出る、というべたな話で、僕はやっぱりべたな話が好きなのだなと思いました。
 クラスの子供たちが、やはり名門だけあってみんなポテンシャルが高いわけです。その子供たちに、ステレオタイプなロックミュージシャンの動き(腕をぐるぐる振り回したり、床に転げてギターを弾いたり)をビデオを使って教えたり、ロックの歴史を教えたり、宿題といってロックのCDを聞かせたりして、素直に子供たちがそれらを吸収していくのかなんだか心地いい感じだった。
 基本的には「負け犬」である主人公にたいして、名門小学校の子供たちはやっぱりしっかりしていて、だんだんと子供たちがロックバンドを進めていくようになる。
 面白い映画でした。

 
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