ポリー、小さな花屋で働く。

 京都国立近代美術館フンデルトヴァッサー展が来ていますね。来週辺り行こうと思います。

 それから、今月は25日のメトロ「ストーンズビートルズ」に行こうと思います。ストビへはもう長らく足を運んでいませんが、実は僕がはじめてメトロに行ったときはストビでした。お客さんが20人もいなくて、フロアでは誰も踊らなくて、店長が「楽しませてもらおうと思ってるだけじゃ駄目なんだよ。楽しもう」と言って簡単な説教をしたのを良く覚えています。そのあと、お酒がどんどんと振舞われて、僕たちは輪っかになって踊ったりしました。もうずっとずっと昔の、僕のはじめてのメトロ体験というのはそういったへんてこなものでした。

 先月のストビには友達のI君とHちゃんが行って来て、やっぱり閑散としていたらしく、それで、今月のストビは僕達で盛り上げよう、というようなえらくお節介な話をしました。
 もしもよければ、みんなでアットホームに踊りましょう。


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4月4日(火);
 福岡から京都に来ていたEちゃんと会う。雨降り。


4月7日(金);
 鴨川の中洲パーティー。
 たくさんの人達が来てくれて、良い夜になりました。
 参加してくださったり、手伝ってくださった方々にはとても感謝しています。

 もちろん、楽しかったです。
 ただ、今回は反省材料が山積みです。
 僕はある程度礼儀正しいものを目指そうとしていたのに、「大丈夫だろう」と去年よりも音量を上げて、結局は近隣の住人に迷惑をかけてしまいました。警察がやってきてあれこれ言われたわけですが、つまりそれは僕がばらまいた迷惑の象徴というわけです。警察に屈するな、というような声もありましたが、警察ではなくその背後にある住民のことを考えると音量を下げないわけにはいきません。もちろん、僕としても音を出してくれたMちゃんやIさんに、ベースは落として、ごめん、もっと落として、だとか言いたくはありませんでしたが、仕方がありませんでした。
 ならば、最初から中州でするな、という話で、これは全部僕が一人矛盾しているわけです。本当に踊れるレイブにするならば、もっと堂々と音を出せる場所に行くべきだし、そうでないのならダンスという要素は省くべきだったのかもしれません。ちょっと中途半端になってしまいました。
 ただ、僕はあの出町柳の三角州というロケーションがとても好きで、去年は無事に開催できたので、今年もその流れで、でもスピーカーはちょっとだけ大きくして臨んだ次第です。僕は平和ということをコンセプトに挙げていたので、まるでおかしなことをしてしまったと思う。

 それから、パーティーは至って普通なものだったので、次はなんらかの新しいことができないかと思います。
 音楽と映像とお酒というのは毎晩毎晩繰り返されていることで、いい加減にもっと新しくてスマートでクールで文化的な、それでいて敷居の低いことができないかと思います。
 僕は別にみんなで大騒ぎがしたいのではなくて、何かもっと別のものが欲しいのですが、それが何かはまだ良く分かりません。次はワークショップやインスタレーションに近いことをするかもしれません。

 そのときはまたよろしくお願いします。
 近いうちに簡単な催しは必ず開きたいです。


4月8日(土);
 昼間に一度実家に帰って、昼下がりからHとSちゃんと桜を見ながら高瀬川をふらふらと歩いて、その後京都タワーの展望レストランでご飯を食べた。
 空にはひどく黄砂がまっていて、世界はまるでくすんだ大正時代のロマンス映画みたいにぼんやりとしていた。見上げた太陽はくっきりと空に空いた白い円盤になっていた。すれ違ったおばさんたちは「あれ、月?」と立ち止まって相談していた。高瀬川に植わった桜並木は無限に続くピンク色した回廊みたいで、それもやっぱりぼんやりとしていた。
 京都タワーは僕の大好きな場所ですが、実は展望レストランに入ったのは初めてです。とてもよいところで、これから僕は京都駅周辺で休むときは必ず展望レストランに行くと思います。


4月9日(日);

 祖父の法要があり山科を訪ねる。
 おばあちゃんにも久しぶりにあったけれど、もう十年はあっていない従姉妹にも会って、以前はまだ物心があるかないかという時期だったのに、もう大学生や高校生になっていて、久しぶりだというよりは、はじめまして、という感じだった。
 法要のあと、みんなでご飯を食べに行って解散した。