鴨川ハイウェイ。

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 追記(3月31日)
 ;発電機がなんとか直りました。
 どうもお騒がせしました。
 予定通り、4月7日金曜日に開催したいと思います。
 あとは晴天と、春めいたうららかな気候を願うだけです。


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 追記(3月28日)
 ;発電機の状態が良くないので、30日の木曜日までにうまく直らなかった場合は延期とさせて頂きます。延期か予定通りかはブログに書き込みます。申し訳ありません。
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 最初に『中州パーティ』のお知らせです。
 なんといっても、もう春です。

 ただ、変更の可能性もあるので、お手数ですがときどきこのブログをチェックして頂けると助かります。
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『☆中州パーティー☆』 (鴨川パーティー)

2006年4月7日金曜日 @鴨川公園(出町柳
18:30〜midnight (雨天順延)
フリーパーティーです。
音楽のジャンルは限定していません。
平和でキラキラしたオープンなパーティーです。
もしもよければどなたでも通りがかってください。遠くからただ音楽を微かに聴いたり、近くで踊ったり、どのような仕方ででも楽しめるものにしたいと思っています。
もちろん、そこは公園なのです。
僕たちはただ、公園をより楽しいものにしたいと思っています。

"Nakasu-party"

2006,Apr,7(Fri) 18:30〜midnight
(in case of rain, to be postponed)
@Kamogawa-park(in front of DemachYanagi-station)
Entrance Free
peaceful,brilliant,open party.
Please join us as your way.Just listening, dance,or anything as you like it.
I think we'll just color the park pop for everyone.



 老若男女、誰だって楽しめるものにしたいと思う。
 仕事を終えて、出町柳の駅から家へと向かう人々が、ちょっとだけ立ち寄って、コンビニエンスストアでお菓子でも買って来て、鴨川やスクリーンや橋を渡る自動車を眺めながら、友達や、あるいは知らない人々と話をして、それから興の乗った人々は踊ったり、犬は散歩したり、おじいさんと座り込んだり、お酒を飲む人もいて、恋人達はハンバーガーを交換して、子供は走り回って、家族は春の夜の香りを嗅ぎ、ときどき赤ん坊は泣いて、コウモリは街灯を飛び渡り、鳥達はそろそろと眠りの仕度を始める。
 そんな夜にしたいのです。
 僕たちは、全くの素人に過ぎませんが、能う限りのきれいでポップで素敵な音楽と、なにかしらの映像を提供したいと思います。
 もちろん、それらはただ単に公園へ置かれた、簡素なベンチや水飲み場のように、まるでささやかな一つの設備として見なされて良いものです。
 春の夜を過ごしましょう。

Really, it's for everyone.
The people on their ways to home, from DemachiYanagi-station, he or she might have finished their jobs just now. And they might stop at this party. Moreover he or she might have some snacks. Talking with friends or strangers. There are Kamo-river, our screen and cars going on the bridge. Of course some people should dance(funny or cool), a dog walks around or sits down with a old man, yap I can see the people are drinking, lovers try their hamburgers each other, kids run around around, families breaths spring night fresh air, sometimes a baby start crying, small bats fly like a flicker on a street light, yes birds are going to sleep.
One vision I hope to.
We have not many skills and materials to makeng a party, but we'll try to serve the most beautiful,pop, cool musics in ours, even some movies.
You could consider this party as just facilities of Kamogawa-park like benches or waterworks. Easy.
It's a spring night.
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 僕は今5冊の本を同時に読んでいて、その中の一冊は "I am JACKIE CHAN" という随分とストレートなタイトルの本です。これはジャッキー・チェンの自伝で、僕はもう何年も前にこの本を買ったのですが、あまり面白くないので放ってあって、久し振りに読むとなんだか面白いような気もするけれど、でもやっぱりすぐに飽きてしまうという、実にきれぎれな方法で読んでいます。

 この本を本当に彼自身が綴ったのかどうかは知りませんが、ジャッキー・チェンという人間のことがかなり赤裸々に描かれていて、昨日読んだ個所にはテレサ・テンが出てきました。

 ジャッキーはその昔、香港から逃げるようにアメリカに渡り、そこで孤独な生活をしているときに偶然テレサ・テンに会い、そして二人は恋仲になる。そしてテレサが中国に帰るという前夜、つまり最後の夜にテレサからジャッキーの部屋に電話が掛ってくる。もちろん、「今から会いたい」という電話です。そのとき、ジャッキーは自分の映画のスタントマン、というか弟分と一緒にいて(彼らは中国人で、ジャッキーのことを"Big Brother"と中国語で呼ぶ)、ジャッキーは彼らに対して自分の威厳を見せ付ける為に、「会いたいなら来ればいいじゃん」と電話越しのテレサに向かって横柄に振る舞う。弟分達は電話の相手がテレサだと知っていいて聞き耳を立てているわけです。テレサはしばらくの後にやって来て、ジャッキーを食事に誘う。当然、彼女はジャッキーと二人きりでアメリカ最後の夜を過ごしたい。だけどジャッキーはここでも弟分に威厳を見せようとする。

「いいよ、行こう。但し、こいつらも一緒に」

「えっ、二人じゃ駄目なの? だって今日は…」

「別に御飯を食べるくらい、プライバシーもいらないだろ。食べてから二人になればいい」

 テレサは怒って言う。彼女はすでに「来たけりゃ来れば」という屈辱的な電話を飲み込んでいるのだ。

「分かったわ。彼らと行くか、私と行くかどちらかよ。一緒には行かない」

「じゃあ、彼らと行くよ。バイバイ

バイバイ

 そうしてテレサは出て行ってしまう。弟分の「エレベーターまで送らないの?」という機転の利いた台詞を受けて、内心はテレサが愛しくて仕方ないジャッキーは弾かれたようにテレサを追いかける。でも、ジャッキーがテレサを見付けたとき彼女はちょうどリムジンに乗り込むところで、名前を叫んだけれど彼女は行ってしまう。
 それから、後で電話を掛けて謝ろうとしたジャッキーは、テレサに「あなたは私を必要としないようだし、私もあなたなんてもう要らない」と振られてしまう。

 こういうことって本当に嫌ですよね。

 このことを回想して、ジャッキーは「若かったし、ひどかった」というようなことを書いているのですが、僕にも似たような傾向が昔あったので、改めて身につまされる思いがしました。実にバカげてる。