ハワイからやってきた魚。

 火曜日の夜、アルバイトの後にO君の部屋へ行って牡蠣パーティーに参加した。O君が牡蠣を取り寄せたというので、随分と手の込んだことをするものだな、と思っていたらものすごくおいしい牡蠣だった。僕が生まれてから食べたどの牡蠣よりもおいしかったです。ありがとう。

 他にもI君が打った蕎麦やカレイの焼いたのやなんかがあって、僕たちのときどき開く会合は段々とグルメ研究会みたいになってきた(考えてみたら最初の名前はご飯会だったから、当然の成り行きですね)。

 まだ1月だけど、僕たちはそこでなんとなく花見の話を始め、結果的にこの春は、大きな船みたいなものを作り、それを嵐山の川に浮かべて花見をするということになりました。
 船はコンパクトに持ち運びができて、使うときには15人は乗れるようにしたいので、作るのに多少の工夫がいるけれど、それくらいのことならできない訳がない。

 オプショナルに「雅な格好をして雅楽を演奏する」などのへんてこなアイデアも出ているので、これからいくらか付加していくことはありますが、基本的にはまず船を作ります。

 世の中に敷かれている法律というものがどれくらいに僕たちの行動を制限するものなのかは知りませんが、川に船を浮かべてその上で全員が飲酒している、という状況はなんとなく何かの法に触れそうな気もするので、もしも何か心当たりのあるかたは教えていただけると幸いです。
 法律というのはときどきびっくりするくらいに細かいし、なるべくなら途中で誰かにお開きにさせられるという事態は避けたいです。

 あんなに平和なクラブのメトロでも警察によってパーティーを何度か中断されたことがあるけれど、ああいうのは本当に興が冷める。

 Mちゃんに頼まれていた原稿を送ってどきどきしていると、「合格」の返事が来たのでほっとする。
 春には小さな雑誌ができるようなので、楽しみに待つことにします。