パレードと赤色のメガホン。

 2005年は椰子の実を地面に叩き付けて幕を閉じた。

 2006年の僕らはスピーカーとマラカス抱えて街へ飛び出すだろう。全部の色のペンキを抱えて、街中におおはしゃぎでサイケな落書きするだろう。渋い顔をしてぶつぶつ文句を言いながら彼らはそれを消すのさ。大笑いでその姿を眺めて、それから逃げ出すよ。できるなら追いついてみればいい。ほんとのことなんて一言も言いやしないさ。かっこつけておしゃれぶって、本質ならいつも外してみせる。さっき咲いたばかりの花を全部摘みとって、ポータブルラジオと一緒に海へと放り投げて、あとはビーチボールを蹴飛ばすだけさ。君にケーキを買ってあげようと思う。

 それから、にぎやかなパレードをする。ドッグ・ドギー・ディーは赤いブーツの女に夢中でリードを持つ僕の手はいい加減にしびれている。


Three Cheers for our side ~海へ行くつもりじゃなかった
フリッパーズ・ギター, 小沢健二
ポリスター

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