book;baton.

 友人のやなぎから本のバトンが回ってきたので、書いてみます。
 といっても音楽バトンよりもこれは難しいバトンだと思う。
 僕は一時期まったくの本の虫というやつだったので、本からはかなりの影響を受けています。

 ◆持ってる本の冊数

 分からないけれど、実家には大きなスライドの本棚があって、それから箪笥の上だとか押入れの中にも本が積んであります。
 今住んでいるアパートには本がほとんどありません。狭いので。


 ◆今、読みかけの本

 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」 講談社文庫 糸井 重里 (著)

 ほぼ日、思ったよりも気合入っていて吃驚しています。


 ◆最後に買った本

 同上

 ◆特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)

 「ズッコケ三人組シリーズ」
 僕の人格形成の60%くらいはこの影響下にあるんじゃないだろうかと、いまだに思う。小学生のとき必死に読んでいた。とても面白かった。何か行動を起こし、自分たちでなんとかやっていくのだということをここから学んだと思う。オーバーに言うとですが。

 「マガーク少年探偵団シリーズ」
 海外のものです。舞台はアメリカだったと思う。
 よくある少年探偵団もの。
 リーダーと、色々な特技のある少年たちが集まって、難事件(?)を解決します。
 僕はかなり影響を受けまくって小学生のときは探偵団を作っていました。
 RITK探偵団という探偵団で、毎週水曜日には事務所でもある僕の部屋に集まって事件を探しに出掛けていました。もちろん、事件なんてほとんど起こらなくて、僕たちは同じくグループを作っていたクラスの女の子たちや、あとは中学生にちょっかいを出して、それなりに山や廃墟を探検して、そして勝手な報告書を書いて、その日起こったことをオーバーに書いて、さらに100%解決だといつも書いていた。

 「なぜなに理科小学6年生」
 小学校の3、4年の頃に、父が持ち帰った大量の本の中にあって、僕は記憶にある限りでは、この本によって科学というものの存在を知りました。
 科学者になりたいと思ったきっかけだと思う。

 「矛盾を活かす超発想」
 ロボコンを作ったことで知られる、東京工業大学で制御工学をなさっていた森政弘さんの本。小学校高学年か中学の頃、父の本棚で見つけた。物事の考え方や見方、それ自体について考えるということをはじめて知ったと思う。

 「ぼくらは地底王国探検隊」
 これは僕がはじめて読んだ子供向けながら長編の小説です。
 夏休みに富士山の近くに主人公の少年が親戚を訪ね、現地の子供たちと樹海や洞窟のなかを探検し地底王国を発見するというもの。
 とてもわくわくしながら読んだ。
 僕が本を好きになるきっかけはこれだったんじゃないかと思う
 今でも、この本に出てきたシーンはところどころ、でも鮮明に覚えている。

 このバトンを書いて、自分でも驚いたのですが、思い入れのある本というのがすべて子供の時に読んだものになってしまいました。
 とても自然に思い入れがあると思えるのは、もちろん、5冊という限定を払えばいくらでも出てくるのですが、でもベスト5はこれなわけです。
 もっとかっこいい本を書きたかったのですが、まあ仕方ありません。

 次にバトンを渡す人は、

 tadaki
 むらっしー。
 jimmy
 holidayloverさん
 チハルさん

 もしも暇があればよろしくお願いします。