ドーナツガール。

 今日はパンを焼くとてもいい匂いを2度体験した。
 朝、バイクに乗るときと、夕方歩いているとき。

 それはとてもいい匂いだった。
 世界一のパン屋が作ったパンなのだ、と言われても何の疑問を挟む余地がないくらいに完璧なパンの匂いだった。

 ソファはリメークが完了したものの、それにあわせるローテーブルがなくて少しだけ困っていたのですが、今日無事に拾うことができました。すこし大き目のローテーブルで、今度ペンキを買ってきて赤に塗ろうと思う。

 研究室のコンピュータが新しくなったので、今iTunesに沢山の音楽を注入し直しています。傷がついて、いい加減にうまくCDプレーヤーが読んでくれなくなってしまったCDもなんとか修復してくれたみたいでまともに聞ける形で取り込むことができました。
 CDはレコードやカセットと違ってレーザーで非接触に読み込むから半永久的に記憶を保持することができるのだ、ということがよく言われるけれど、はっきり言ってそんなのは大間違いだし、よほど几帳面な人が扱うのでない限りCDというものはどんどんと傷を負っていくし、汚れていくし、僕のようにその辺に裸のCDを放置しておくような人間の手にかかるとすぐに駄目になってしまう。

 結局のところ、平均的ないい加減さと、平均的な几帳面さを持つ人が使用した場合だって、CDはそんなに長くデータを保つものではないと思う。
 もちろん、ほとんど聞かないで保存用にとっておくなら話は別だけど、それならレコードだって聞かないで保存しておけばかなり長い間記憶を保つことができるんじゃないだろうか(そういえば知っているDJの中にはプレイ用と保存用に2枚同じレコードを買う人がいる)。

 パソコンにCDを入れるときに、僕のCDはたいてい汚れているので一拭きしてから挿入するのですが、CDというのは放射状に拭いてくださいと注意書きがあって、昔僕はそれがどうしてなのか理解できませんでした。どうあったってCDの形に沿って丸く拭いたほうが拭きとり易い。
 でもCDというのは回転方向のエラーには強いようにデータが書き込まれているので、もしも拭くことによって余計に傷がつくようなことがあるならばまだ放射方向の方がましだ、ということなのではないかと思う。