2012-01-03から1日間の記事一覧

やる気という企業化社会の信仰

前回のブログが、酔っ払って随分と違うものになってしまったので、今回はもともと書くつもりだったことを書きます。 随分穿ったことなので、こちらもどうせ変かもしれません。 もともと書こうと思っていたのは、「やる気」というものが、僕達のネイチャーか…

書評『暇と退屈の倫理学』國分功一郎:単独で完結する歓喜としての進化

1811年から17年に掛けて、イギリスでラッダイト運動というものがあったらしい。 機械に職を奪われることを恐れた労働者達が、機械を破壊するというものだ。テクノロジーの普及が職を奪うというのは現代でも良く聞かれる話だが、こんな運動が200年も…